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  ◆がんじゅう沖縄 Vol.139 [2019/1/10]◆   ☆☆☆
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   沖縄産業保健総合支援センター発行   ★☆★★☆
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  ホームページ 
http://www.okinawas.johas.go.jp/  メールアドレス sanpo47@okinawas.johas.go.jp                        
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  ※※  新年明けましておめでとうございます!!  ※※
    本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
   本「メルマガ」もよろしくお願いいたします。また、当センター
   の各種事業につきましては、これまで以上のご協力、ご活用をお
   願いいたします。
    今年は、「働き方改革関連法」が4月から、施行されます。
   当センターにおいても、働く者の健康保持・増進のため邁進する
   所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 
               沖縄産業保健総合支援センター
                    所長 高良 宏明 
  ===========目 次============= 
 1.産業保健関係情報について
 2.センターだより(平成31年1・2月の研修日程)
 3.相談・質問をお待ちしています
 4.編集後記(!!) 
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       産業保健関係情報について
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 《「厚生労働省」情報 》 
 ●【労災疾病等医学研究普及サイトについて!】
    (独)労働者健康安全機構においては、平成16年度から13分野の課題
  に対してモデル医療やモデル予防法の研究・開発、普及に取り組んできま
  した。平成30年7月からは、「メタボローム」など新たなテーマを設定
  し研究を行っています。詳しい内容は下記サイトをご覧ください。   
https://www.research.johas.go.jp/  〇「メタボローム」テーマについて 
https://www.research.johas.go.jp/metabolome/   ●【事業主の皆さまへ「働き方」が変わります!!】
  2019年4月1日から、働き方改革関連法が順次施行されます。 
https://www.mhlw.go.jp/content/000335765.pdf   ●【「パワハラ防止義務法制化へ」!】
   11月19日の労働政策審議会の分科会で、「厚生労働省がパワハラの
   防止措置を企業に義務付けるため法整備する方針を示した」との報道が
   なされました。 
https://mainichi.jp/articles/20181120/k00/00m/040/065000c  パワハラについては、具体的な法規制がない状態が続いており、その防止
 対策に関して法規制も含め議論されています。 
 ●【「仕事と不妊治療の両立」について!】
    近年、晩婚化等を背景に、働きながら不妊治療を受ける方が増加して
  います。仕事と不妊治療の両立について職場での理解を深め、従業員が
  働きやすい環境を整えることが大切です。有能な人材の確保の面からも
  企業にとって、大きなメリットがあります。 
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/30.html  ●【平成30年度「『見える』安全活動コンクール」事例を12月3日
   から1月31日まで掲載しています】   
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00976.html  ●【「治療と仕事の両立支援ナビ」ポータルサイトについて】
   ポータルサイト開設にあたり、あらためて「治療と仕事の両立支援ナビ」
  について、ご参照・ご活用ください。  
https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/  ●【事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン】
   今回新たに標記「ガイドライン」(増補版)が作成されました。参考
  資料として、「企業・医療機関連携マニュアル(解説編・事例編)」や、
  「勤務状報提供書」などの各種様式例の作成ポイントや具体的事例を通
  じた記載方法等を詳しく説明しています。 
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000204436.pdf (厚生労働省) 
 ●【第13次労働災害防止計画を踏まえた第三次産業における労働災害防
  止対策の推進について】 
http://www.kochis.johas.go.jp/pdf/rousaibousi13_sanjisangyo1.pdf (厚生労働省) 
 ●【治療と仕事の両立支援に関する診療報酬の新設】
   厚生労働省では、平成30年3月5日付け厚生労働省告示第43号
  「診療報酬の算定方法の一部を改正する件」により、治療と仕事の両
  立支援に関する診療報酬として「療養・就労両立支援指導料」が新設
  されました。 
http://www.kochis.johas.go.jp/pdf/new_sinryouhousyu.pdf (厚生労働省)  
 《「沖縄労働局」情報 》  
 ●【「働き方改革関連法等説明会」のご案内!】
   沖縄労働局においては、1月17日(木)から25日(金)までの間、
  県内5ケ所で標記説明会を開催します。説明会の内容は
   ①働き方改革関連法について(長時間労働の是正等)
   ②総合的ハラスメント対策について
   などです。
   お問い合わせは、沖縄労働局雇用環境・均等室まで。
          (電話:098−868−4380) 
 ●【「建設工事の職場環境改善実務担当者講習」のご案内!】
   建設業の働き方改革が官民を挙げて求められる中、「建設業従事者
  の安全及び健康の確保に関する法律に基づく基本計画に、建設現場に
  おける建設工事従事者のメンタルヘルス対策の取組の促進が明記され
  ました。(建設業労働災害防止協会)  
https://www.kensaibou-okinawa.com  ●【「働き方改革」を実現しよう!】(県内企業の取組事例)
     我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護と
  の両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。
  こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機
  会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題
  になっています。
  「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事
  情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとり
  がより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。 
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/roudoukijun_keiyaku/hourei_seido/_120305.html  ●【無期転換ルールの特例に関する申請をする場合はお早目に】
   無期転換ルールの適用に当たっては、有期雇用特別措置法により、定
  年後引き続き雇用される有期雇用労働者については、都道府県労働局長
  の認定を受けることで、無期転換申込権が発生しないとする特例が設け
  られています。 
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/library/okinawa-roudoukyoku/koyoukankyou_kintou/H29/291219_mukitenkan_oshirase.pdf  《「琉球大学医学部附属病院」情報(治療と仕事の両立支援) 》  
 ●【がん患者さん等のための相談窓口のご案内】
   がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を行
  っています。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・
  年金の専門家に相談してみませんか。
   日 時:毎月第1・3金曜日(月2回)午後1時〜午後4時
      (事前予約制)
   対象者:がん患者本人とそのご家族
   場 所:琉球大学医学部附属病院内
   予 約:がん相談支援センター 電話098−895−1507
      月〜金(祝日除く)午前9時〜午後4時半 
http://www.ryukyucc.jp/userfiles/files/sharousi-tirashi.pdf   《「那覇市立病院」情報(治療と仕事の両立支援) 》  
 ●【がん患者さん等のための相談窓口のご案内】
   がんになっても安心して働けるように社会保険労務士による相談を始
  めました。仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・年
  金の専門家に相談してみませんか。
   日 時:毎月第3水曜日(月1回)午後1時〜午後4時(事前予約制)
   対象者:がん患者本人とそのご家族
   場 所:那覇市立病院1階 がん相談支援センター
   予 約:電話098−884−5111(内線283)月〜金(祝日
      除く)午前9時〜午後4時半 
http://www.nch.naha.okinawa.jp/shinryouka-kakubu/kakubu/sougousoudan.html  ● その他、沖縄県立中部病院、及び北部地区医師会病院、そして県立宮古
  病院、及び県立八重山病院、下記総合病院においても随時相談に対応する
  ことができます。
   連絡先は下記のとおりです。遠慮なくご活用ください。(9月1日現在) 
  <沖縄県立中部病院・がん相談支援センター> 
   TEL:098−973−4111 
  <北部地区医師会病院・連携課> 
   TEL:0980−54−1111 
  <沖縄県立宮古病院・がん相談支援センター>
   TEL:0980−72−3151 
  <沖縄県立八重山病院・がん相談支援センター>
   TEL:0980−83−2525 
  <おもろまちメディカルセンター・地域連携室>
   TEL:098−867−2116 
  <中頭病院・地域医療連携室>
   TEL:098−939−1300 
  <沖縄協同病院・地域連携室>
   TEL:098−853−1201    
 ※「治療と仕事の両立支援」の取り組みをお手伝い(相談支援)します。
  本年度の最重要課題は「治療と仕事の両立支援事業」です。
   現在、当支援センターでは、「両立支援促進員」(社会保険労務士
  さんや保健師さん)による相談対応をおこなっています。就業規則な
  どの「労働基準法」関係、傷病手当金等の「社会保険」関係、「復職
  支援」等について、相談対応しております。
  詳しい内容については、当センターのホームページをご覧ください。 
https://www.okinawas.johas.go.jp (治療と仕事の両立支援)  
 《「独立行政法人労働者健康安全機構」情報 》 
 ●【労災疾病等医学研究普及サイトのご案内<病職歴調査を活用した研究>】
   昭和59年から全国労災病院では入院患者さんを対象に病職歴調査を実
  施しており、その研究成果を”病職歴調査”に掲載しています。
   その中の神宮司誠也医師による「労災病院の入院時病職歴データとリ
  ンクした、試験的退院後職場復帰調査」では、入院時に調査した職場復
  帰に関する調査と退院後6か月後に実施した職場復帰アンケートの結果に
  ついて報告しており、現在、対象病院を広げて研究が継続されています。
   この研究は機構が実施している治療と就労両立支援事業にも関連し、
  データ数が増えることで、どの職種やどの病気の方が復職支援を希望し
  ているか、など今後の治療と就労両立支援事業に役立てることができま
  す。
  病職歴調査→ 
http://www.research.johas.go.jp/bs/   《「沖縄産業保健総合支援センター」情報 》 
 ●【図書・機器の貸し出し事業の中止について】
   当センターの図書及び機器の貸し出し事業については、予算の都合上、
  図書の新規購入及び機器のメンテナンスができないため、申し訳ありませ
  んが平成29年12月末日をもって廃止いたしました。ご了承ください。  
 ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
       総合支援センターだより
 ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆ 
 ・・・・・・・※ セミナー開催のお知らせ! ※・・・・・・・  
  ◎「治療と仕事の両立セミナー」
    〜治療をしながらも働ける職場をめざして〜 
   日時:平成31年1月17日(木)午後2時〜4時
   場所:沖縄産業支援センター3階(中ホール)
   対象者:労働者・家族、事業者、人事労務担当者、産業保健スタッフ
   講演:「医師が伝えたい、両立支援の必要性」
            講師:増田 昌人(琉球大学医学部附属病院がんセンター
                センター長・診療教授)
   事例発表:「両立支援の取り組み事例」「患者の体験談」等   
  ◎「心の健康づくり計画の作成と実践セミナー」
    〜あなたの職場も心の健康づくりでポジティブな環境に〜 
   日時:平成31年2月5日(火)午後1時30分〜4時30分
   場所:沖縄産業支援センター1階(大ホール)
   対象:人事労務担当者、産業保健スタッフ等(50人程度)
   講演:「職場環境改善の取り組みと課題」
      講師 青木 一雄(琉球大学大学院医学研究科衛生学・公衆
               衛生学講座・教授)
   事例発表等:「助成金活用事例発表」、「グループワーク」等  
 ■産業医研修(生涯研修) 
  ※ 日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)です。研修内容
   によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。  
 ●日  時:1/30(水)18:30〜20:30
  場  所:産業支援センター305号室(3階)
  テ ー マ:治療と仕事の両立支援(生涯専門)
  講  師:沖縄産保センター 
 ●日  時:2/6(水)18:30〜20:30
  場  所:産業支援センター304号室(3階)
  テ ー マ:治療と仕事の両立支援(生涯専門)
  講  師:沖縄産保センター 
 ◎日  時:2/13(水)17:00〜19:00
  場  所:北部会館研修室4−1(4階)名護市宇茂佐の森5-2-7
  テ ー マ:働き方改革における改正労働安全衛生法(生涯更新)
  講  師:前里 久誌(社会保険労務士) 
 ●日  時:2/14(木)18:30〜20:30
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:働きやすい職場づくり(メンタルヘルスの視点から)
       (生涯専門)
  講  師:伊志嶺 隆(産業医学相談員) 
 ◎日  時:2/19(火)18:30〜20:30
  場  所:中部地区医師会館大ホール(3階)北谷町字宮城1-584
  テ ー マ:働き方改革における改正労働安全衛生法(生涯更新)
  講  師:前里 久誌(社会保険労務士) 
 ●日  時:2/21(木)※14:00〜16:00
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:働き方改革と労働時間管理(生涯更新)
  講  師:沖縄労働局 
 ◎日  時:2/27(水)18:30〜20:30 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:働き方改革における改正労働安全衛生法(生涯更新)
  講  師:前里 久誌(社会保険労務士) 
  上記◎は、「産業医研修」の追加開催分(中部・北部・那覇)です。
  (「かわら版」後期分には掲載されていません。当支援センターの
  ホームページでご確認のうえ、お申込みください。)  
 ■衛生管理者、産業看護職(保健師等)、人事・労務・安全衛生担当者研修 
  ※衛生管理者向けの研修ですが、医師、保健師、看護師、人事・
   労務・安全衛生担当者、事業主等の受講も可能です。
   (ただし、産業医認定の単位はありません) 
 ●日  時:1/16(水)15:00〜16:30 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:労基署対応(労働時間・健康管理編)②
  講  師:南 隆功(沖縄産保センター) 
 ●日  時:1/18(金)14:00〜15:30 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:労災保険制度について
  講  師:沖縄労働局労災補償課 
 ●日  時:1/22(火)15:00〜16:30 
  場  所:産業支援センター308号室(3階)
  テ ー マ:事業場における治療と職業生活の両立支援のための
       ガイドライン
  講  師:金城 由紀子(社会保険労務士) 
 ●日  時:1/23(水)14:00〜15:30 
  場  所:産業支援センター308号室(3階)
  テ ー マ:職場における腰痛予防対策
       〜企業のコスト削減対策〜
  講  師:山内 義崇(作業管理士) 
 ●日  時:1/25(金)14:00〜15:30 
  場  所:産業支援センター304号室(3階)
  テ ー マ:総合的なハラスメント対策について
  講  師:沖縄労働局(雇用環境・均等室) 
 ●日  時:1/29(火)15:00〜16:30 
  場  所:産業支援センター308号室(3階)
  テ ー マ:職場における受動喫煙防止対策
  講  師:伊波 恒雄(産業医) 
 ●日  時:2/12(火)18:30〜20:00 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:ビジネスに必要なメンタルスキルとは何か
       〜レジリエンスーこころの回復を図る〜
  講  師:岡野 寛(産業医) 
 ●日  時:2/14(木)16:00〜17:30 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:働きやすい職場づくり(メンタルヘルスの
       視点から)
  講  師:伊志嶺 隆(産業医学相談員) 
 ●日  時:2/20(水)14:00〜15:30 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:働き方改革と労働時間管理(生涯更新)
  講  師:沖縄労働局(監督課) 
 ●日  時:2/26(火)15:00〜16:30 
  場  所:産業支援センター308号室(3階)
  テ ー マ:がん(病気)の治療と仕事の両立支援のための
       職場づくり
  講  師:金城 由紀子(社労士) 
 ●日  時:2/27(水)14:00〜16:00 
  場  所:産業支援センター303号室(3階)
  テ ー マ:安全衛生活動の簡易版「年間計画表」の活用に
       ついて
  講  師:宮里 雅志(産業医)  
  ※ なお、研修内容(概要)についてHPで紹介しております。!!
     「産業保健かわら版」(後期開催分)も、ホームページに掲載
   していますので、ご覧いただき、早めにお申込みください。  
 ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
       相談・質問をお待ちしています
 ◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆ 
   「沖縄産業保健総合支援センター」では、産業医、産業看護職など
  企業における産業保健スタッフ、事業主、人事・労務管理者等の皆様
  方からご相談・ご質問を受け付けています。
   電話・メール・FAXでも結構です。お待ちしています。
   (注) メールの場合は、ホームページの「ご相談・お問合せ」用
     フォーム 
http://www.okinawas.johas.go.jp/centerOrderで
   お願いします。    
 ========================【編集後記】============================ 
        「働き方改革」が叫ばれています。  
   新年、明けましておめでとうございます。
  昨年6月に働き方改革法案が成立し、7月には公布されました。そして今
  年の4月1日から働き方改革関連法が順次施行されます。そういう意味で
  は、今年は「働き方改革」元年と言えるかもしれません。働き方改革の
  目玉は、何といっても、労働時間法制の見直しです。そして具体的には
  「長時間労働の是正」である。
   「大手製薬会社社員」の過労自死の新聞記事が年末に掲載されていま
  した。慢性的な長時間労働、なんと「過労死ライン」と言われる月80時
  間越えが100ケ月のうち56ケ月もあったとのこと。いくら管理職昇
  進に伴う業務量の増加があったにせよ、酷い状況である。更に、いわゆ
  る「管理監督者」として扱われていたという。
   昇進から半年後、うつ病を発症し、自殺に追い込まれたものである。
  通常、業務に関連した自殺は、必ずしも労災認定はされない。業務に
  よる心理的な負荷があって精神障害を発病した人(発病したと判断され
  る人)が自殺した場合は、自殺に対する正常な認識や精神的な抑制力が
  著しく阻害されている状態に陥ったもの(故意の欠如)と推定され、労
  災認定される場合がある。逆に、正常な判断・認識に基づいた、故意に
  よる「自殺」は、労災認定にはならないのである。
   この標記「働き方改革」における長時間労働の抑制が、慢性的な時間
  外労働にブレーキをかけ、ひいては「過労死」「過労自殺」の減少に結
  び付くよう、大いに期待する1人である。
                                                 古城(拝)    
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  独立行政法人 労働者健康安全機構
  沖縄産業保健総合支援センター
  〒901-0152那覇市小禄1831-1
  沖縄産業支援センター2F(203-1)
  電話 098-859-6175  FAX 098-859-6176
   ホームページ 
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