「がんじゅう沖縄」過去の配信記録

◆がんじゅう沖縄 Vol.145◆ 2019年7月10日発行

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 ◆がんじゅう沖縄 Vol.145 [2019/7/10]◆
 ★沖縄産業保健総合支援センター 発行★
 ホームページ https://www.okinawas.johas.go.jp/
 メールアドレス sanpo47@okinawas.johas.go.jp
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

=======今月のメルマガ掲載情報ピックアップ========
【1】産業保健関係情報
【2】産業保健スタッフ研修の日程
【3】相談・質問について
【4】保健師コラム
================================

◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆
 1.産業保健関係情報
◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

☆★・・・・・・・・・・「厚生労働省」情報・・・・・・・・・・☆★

●【平成30年版厚生労働白書】7月9日
平成30年版厚生労働白書は2部構成となっており、例年異なるテーマでまとめている第1部では「障害や病気などと向き合い、全ての人が活躍できる社会に」と題し、誰もが地域で役割を発揮し居場所を持ち、「包摂(ほうせつ)」される社会を実現するための視点を提示しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05530.html

●【平成30年度「過労死等の労災補償状況」】
厚生労働省は、6月28日、平成30年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめました。
過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、労災請求件数や「業務上疾病」と認定し、労災保険給付を決定した支給決定件数などを取りまとめています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05400.html

●【平成30年度石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況(速報値)】
厚生労働省は、6月28日、平成30年度の「石綿による疾病に関する労災保険給付などの請求・決定状況」の速報値を取りまとめました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212928_00001.html

●【なくそう!望まない受動喫煙】
2018年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、今年7月1日より一部施行され、2020年4月1日より全面施行されます。
本法律により、事業者の皆様だけではなく国民の皆様におかれても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わります。
https://jyudokitsuen.mhlw.go.jp/


☆★・・・・・・・・・・「沖縄労働局」情報・・・・・・・・・・・☆★

●【ひやみかち健康経営宣言をされた事業場】
2019年7月9日 ヤシマ工業 株式会社
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/eiseikankei/_120160.html

●【平成31年 労働災害発生状況】 令和元年5月末
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/jirei_toukei/saigaitoukei_jirei/toukei.html

●【平成30年度「過重労働解消キャンペーン」の重点監督の実施結果】5月28日
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/content/contents/000441547.pdf


☆★・・・・・「沖縄産業保健総合支援センター」情報・・・・・☆★

●【治療と仕事の両立支援に関する医療機関の出張相談診窓口のご案内】
 病気になっても安心して働けるように社会保険労務士などによる相談を行っています。
仕事に関する様々な問題について、雇用問題や社会保険・年金の専門家に相談してみませんか。
対象は「治療を継続しながら仕事を続けること」を希望されている患者さんとご家族等です。

相談窓口(定期開催)
 1 琉球大学医学部附属病院
  ・場 所:琉球大学医学部附属病院内
  ・日 時:毎月第1・3金曜日(月2回)午後1時?午後4時(事前予約制)
  ・予 約:がん相談支援センター 電話098-895-1507
     月?金(祝日除く)午前9時?午後4時半
 2 那覇市立病院
  ・場 所:1階 がん相談支援センター
  ・日 時:毎月第3水曜日(月1回)午後1時?午後4時(事前予約制)
  ・予 約:電話098-884-5111(内線283)
       月?金(祝日除く)午前9時?午後4時半

相談窓口(随時開催)
 3 沖縄県立中部病院・がん相談支援センター>098-973-4111
 4 北部地区医師会病院・連携課>0980-54-1111
 5 沖縄県立宮古病院・がん相談支援センター>0980-72-3151
 6 沖縄県立八重山病院・がん相談支援センター>0980-87-5557
 7 おもろまちメディカルセンター・地域連携室>098-867-2116
 8 中頭病院・地域医療連携室>098-939-1300 
 9 沖縄協同病院・地域連携室>098-853-1201

※「治療と仕事の両立支援」の取り組みをお手伝い(相談支援)します。
  詳しい内容については、当センターのホームページをご覧ください。


☆★・・・・・・・・「産業保健総合事業関係」情報・・・・・・・・☆★

●【ホームページ動画について】
 産業保健総合支援センターが行う各種事業の取組について「のんさん」が紹介する動画を作成しました。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/1367/Default.aspx

●【産業保健21』【最新号】第97号 (2019年7月)】
情報誌『産業保健21』は、産業医をはじめ、保健師・看護師、労務担当者等の労働者の健康確保に携わっている皆様方に、産業保健情報を提供することを目的として、独立行政法人 労働者健康安全機構が発行しています。
https://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/sanpo/sanpo21/pdf/97.pdf

●【両立支援広報冊子「サラリーマン金太郎」】
  もしも「サラリーマン金太郎」が中小企業の社長だったら・・・
 病気になっても働き続けられる。そんな社会を当たり前にする!
https://www.ryoritsushien.johas.go.jp/ryoritsushien_kintaro/

●【令和元年度版産業保健関係助成金】
  「ストレスチェック助成金」「職場環境改善計画助成金」「心の健康づくり計画助成金」「小規模事業場産業医活動助成金」、「治療と仕事の両立支援助成金」
 職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1389/Default.aspx


☆★・・・・・・・・・・・健康セミナー情報・・・・・・・・・・・☆★

●【第29回沖縄県医師会県民公開講座】7月27日土曜日
http://www.okinawa.med.or.jp/pdf/2019/kouza2019.pdf

●【第9回県民健康フェア】8月25日日曜日
http://www.okinawa.med.or.jp/pdf/2019/kouza2019.pdf


◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆
 2.産業保健スタッフ研修の日程
◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆
9月以降開催については当センターのホームページをご確認の上、お申込みください。なお産業医研修の開催は9月がありません。
10月以降開催については、8月初めに当センターのホームページに掲載予定です。

■・・・・・・・・・・産業医研修(生涯研修)・・・・・・・・・・■
 ※ 日医認定の生涯研修(基礎研修ではありません)です。研修内容
  によっては、産業医以外(産業保健スタッフ等)の方も受講可能です。
 
●日  時:7/9(火)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:治療と仕事の両立支援(生涯専門:健康管理)
 講  師:産保センター

●日  時:7/11(木)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:精神医療の話題と一般臨床の認知行動療法(生涯専門:メンタルヘルス)
 講  師:仲本 晴男(産業医)

●日  時:7/25(木)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:産業医のための労働衛生法令(生涯更新:関係法規)
 講  師:前里 久志(社労士)

●日  時:7/31(水)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:職場のタバコ対策(生涯専門・健康管理)
 講  師:清水隆裕(産業医)

●日  時:8/7(水)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:現場巡視の実際1(生涯実施:職場巡視)
 講  師:崎間 敦(産業医)

●日  時:8/27(火)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター308号室(3階)
 テ ー マ:作業環境管理と作業環境測定器の使い方(生涯実施:作業環境管理)
 講  師:狩俣 栄作(作業環境測定士)

●日  時:8/28(水)18:30?20:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:職場のLGBT職員への適切な対応について(生涯専門:メンタルヘルス)
 講  師:山本 和儀(産業医) 

■・・・・・・・・産業保健スタッフ研修・・・・・・・・・・・・■
(人事・労務・安全衛生担当者、衛生管理者、産業看護職(保健師等)等)
※ 医師、保健師、看護師、事業主等の受講も可能です。(産業医認定の単位はありません)

●日  時:7/4(木)18:30?20:00 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:精神医療の話題と一般臨床の認知行動療法
 講  師:仲本 晴男(産業医)

●日  時:7/18(木)15:00?16:30 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:労働衛生管理担当者のための労働衛生法令
 講  師:前里 久誌(社会保険労務士)

●日  時:7/18(木)18:30?20:00 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:うつの理解と回復支援・予防
 講  師:仲本 晴男(産業医)

●日  時:7/25(木)16:00?18:00 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:精神疾患の復職時に留意すべき事項
 講  師:平山 良克(産業医)

●日  時:7/29(月)15:00?16:30 
 場  所:産業支援センター304号室(3階)
 テ ー マ:パワハラ・セクハラ問題とその対応
 講  師:長崎 文江(産業医)

●日  時:7/30(火)15:00?16:30 
 場  所:産業支援センター308号室(3階)
 テ ー マ:職場のタバコ対策
 講  師:清水 隆裕(産業医)

●日  時:7/31(水)15:30?17:00 
 場  所:産業支援センター302号室(3階)
 テ ー マ:職場巡視の実際1:衛生管理者の役割
 講  師:崎間 敦(産業医)

●日  時:8/29(木)16:00?18:00 
 場  所:産業支援センター303号室(3階)
 テ ー マ:ストレスチェツク制度の実際?導入から職場環境改善まで?
 講  師:平山 良克(産業医)


◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆
 3.相談・質問について
◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆
 「沖縄産業保健総合支援センター」では、産業医、産業看護職など企業における産業保健スタッフ、事業主、人事・労務管理者等の皆様方からご相談・ご質問を受け付けています。
 電話・メール・FAXでも結構です。お待ちしています。
 (注) メールの場合は、ホームページの「ご相談・お問合せ」用
   https://www.okinawas.johas.go.jp/centerOrder/


◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆
 4.保健師コラム
◆―――――――――――――――――――――――――――――――――◆

保健師コラム 7月号
はいたい!産業保健専門職(保健師)の千葉です。
先日、沖縄気象台が梅雨明けを発表しました。最近は夏空も見られるようになりましたね。
ジメジメした梅雨が明けると、心なしか気持ちも晴れるように感じます。
これから夏本番に向けて、意識していきたいのが「熱中症予防」です。
沖縄県で働く人の熱中症発生状況を見てみましょう。
平成30年度、休業4日以上の仕事中の熱中症発生は7件ありました。
その他(休業4日未満)は112件でした。
月別にみると7月と8月の真夏が全体の6割を占めています。
年齢別にみると40歳代が一番多く、次いで20歳代、30歳代となっており働き盛り世代に多いです。症状としては、手足のけいれん、ふらつき、めまい、意識不明、嘔吐などの症状が現れています。発生場所は屋外が多いですが、工場等屋内でも発生しています。[参考資料:沖縄労働局発表平成31年4月24日]
熱中症の起こりやすい気象に、梅雨明けしたばかりの湿度が高い環境も当てはまります。
風のない日や、重労働の作業があるとき、前日に比べて急に気温が上がった場合も要注意です。
同じ気象や環境下でも熱中症を発生する人としない人がいます。
その理由は、普段の健康対策が熱中症予防では重要になるからです。
次からは、熱中症予防の健康対策を紹介します。

≪熱中症予防の健康対策≫
①早起き:朝起きたら、なるべく太陽の光を浴びて体を目覚めさせましょう。
②早寝:ゆっくり休息をとって疲れを取りましょう。寝る前の適度なストレッチは深い眠りに誘います。
③規則正しい食事:朝食を食べて水分と塩分の補給をしましょう。脳も活性化して作業効率もあがります。
 屋外での作業がある日や、汗をかきそうだという日には、ぜひ朝食に「みそ汁」を食べていきましょう。
 熱中症予防には塩分・水分だけでなくミネラル補給も大切です。
 ミネラル補給にピッタリなのが沖縄ではお馴染みの「黒砂糖」ですよ。
④水分・塩分の補給:のどが渇いてなくても定期的に水分・塩分を取りましょう。
 水だけではなくて0.1%食塩水やスポーツドリンクで補給しましょう。
⑤健康管理:体調不良(二日酔い、睡眠不足、風邪、ケガなど)がないかをセルフチェック。
 熱中症症状(頭痛、吐き気、倦怠感)などに気づいたら我慢せずに水分・塩分の補給や休憩などで早めに対処しましょう。

どうでしたか?
熱中症予防は、規則正しい生活習慣にも繋がりますね。
暑い夏を楽しく過ごせるように生活習慣に「熱中症予防」を取り入れてみましょう。

(沖縄産業保健総合支援センター 産業保健専門職 千葉 千尋)

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 独立行政法人 労働者健康安全機構
 沖縄産業保健総合支援センター
 〒901-0152那覇市小禄1831-1
 沖縄産業支援センター2F(203-1)
 電話 098-859-6175 FAX 098-859-6176
ホームページ http://www.okinawas.johas.go.jp/
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

| 関係機関・団体 | 調達・契約情報 | 個人情報保護方針 | 利用規約 |